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2020年10月

映像・音楽部門 ニュースレター

十人十色のフランス語

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イメージフォーラム・フェスティバル 2020 マリー・ロジエ特集 特集「見出された映画作家ギィ・ジル」広島開催

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イメージフォーラム・フェスティバル 2020 マリー・ロジエ特集

 

特集「見出された映画作家ギィ・ジル」広島開催

毎年、世界中の先鋭的な作品を集めて話題の映画祭、イメージフォーラム・フェスティバルでマリー・ロジエ特集が開催されます。名だたるアヴァンギャルド・アーティストのポートレートを、自らのポップでキッチュな世界観へと引き込んで描きあげ、独自のフィルモグラフィーを築きあげてきたロジエ。『ルチャ・リブレの女王 カサンドラ』ほか、撮影自体がライブ・イベントのような「マリーのワンダーランド」を見出してください。

 

ユスターシュやガレルとさほど遠くない、従兄弟のような存在でありながら、生前にはほとんど知られることがなく、ひっそりと映画を作り続けてきた稀有な作家ギィ・ジル。2014年にシネマテーク・フランセーズで回顧特集が開催されて以降、注目を集め始めています。今回の特集では、そんなギィ・ジルの作品の中でも最も美しい初期作3本を広島で上映します。

映画とクリエーション ミシェル・ピコリ追悼特集 in 横浜

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映画とクリエーション

 

ミシェル・ピコリ追悼特集 in 横浜

絵画、写真、音楽、ダンス… 映画は複合芸術として19世紀末に誕生し、それらを包含し、またそこから影響を受けながら、独自の形式、表現方法を進化させてきました。映画と他の創造分野との接点を探り、それぞれの影響、類似点や相違点を考察すべく、オンライン形式も含めたゲストのトークショー、講演会、関連作品の抜粋上映を行います。

 

今年の5月12日に享年94歳で亡くなったフランス映画の偉大な俳優のひとりミシェル・ピコリ。メルヴィル、ゴダール、マル、ドゥミ、ルイス、ソーテ、現在映画を代表する巨匠たちの作品に数多く出演し、60年代以降の現代映画を牽引してきた俳優、アーティスト、ピコリを追悼してその代表作を特集します。10/11(日)には映画研究者、岡田秀則によるレクチャーを予定しています。

第33回東京国際映画祭 第21回東京フィルメックス

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第33回東京国際映画祭

 

第21回東京フィルメックス

今年のTIFFは 観客に世界の新作を楽しんでもらうための新たな部門 「TOKYOプレミア2020」を創設、『皮膚を売った男』(カウテール・ベン・ハニア)などフランス共同製作作品3本がエントリー。ワールド・フォーカス部門では『ラヴ・アフェアズ』(エマニュエル・ムレ)、『デリート・ヒストリー』、ユース部門では『リトル・ガール』(セバスチャン・リフシッツ)などが紹介されます。

 

アジア地域を中心とした新進気鋭の監督たちの刺激的な作品を集め、映画ファンからつねに愛されてきた国際映画祭「東京フィルメックス」。今年は「第33回東京国際映画祭」とほぼ同時期に、「カンヌ映画祭の大きな枠組みの中で独立性をもって開催される<カンヌ監督週間>のような連携」で開催。特別招待作品として新作『天国にちがいない』が上映されるエリア・スレイマン監督の特集開催も予定。

ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 TV5MONDE 10月のおすすめ

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ジャン=ポール・ベルモンド傑作選

 

TV5MONDE 10月のおすすめ

60~70年代、スティーブ・マックイーン、クリント・イーストウッドと肩を並べたアクション界のレジェンドにして、母国フランスではアラン・ドロンを遥かに凌ぐ人気を誇った国民的スーパースター、ジャン=ポール・ベルモンド。しかし、彼の傑作群の多くは近年日本では見ることが出来ませんでした。忘れられていた数十年の時を経て、驚くほどクリアなリマスター版で最高のベルモンド映画の数々が日本のスクリーンに蘇ります。

 

TV5MONDEはフランス語の国際総合チャンネルです。映画、ドラマ、ニュース、スポーツ中継、ドキュメンタリー、トラベル、青少年番組、グルメ、インテリア、エンターテインメントショー等々、多彩な番組を字幕付きで放送しています。

TV5MONDEは8月21日(金)より、Huluでも新チャンネルとして配信されています。フランスサッカー リーグ・アンの試合も視聴可能に!

公開中・近日公開のフランス映画

小さなバイキング ビッケ(監督:エリック・カズ) ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン ルクス・エテルナ 永遠の光 (監督:ギャスパー・ノエ) 博士と狂人(監督:P・B・シェムラン)

小さなバイキング ビッケ(監督:エリック・カズ)

 

ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン

 

ルクス・エテルナ 永遠の光 (監督:ギャスパー・ノエ)

 

博士と狂人(監督:P・B・シェムラン)

ルーネル・ヨンソンによる名作児童文学「小さなバイキング」シリーズをオリジナルストーリーで描いたCGアニメーション。主人公の日本語吹き替えはTVアニメ「映像研には手を出すな!」でも話題を集めた伊藤沙莉。

 

モードを民主化した天才ファッションデザイナー、ピエール・カルダンの波乱万丈な人生に迫るドキュメンタリー。本人や豪華ゲストによる証言、秘蔵映像を通じ輝かしい軌跡と魅力に満ちた素顔を浮かび上がらせていく。

 

フランスの鬼才ギャスパー・ノエが、映画への愛と狂気を独特の映像で描いた異色作。「のむコレ2020」(20年10月9日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。

 

世界最高峰とされる「オックスフォード英語大辞典」の誕生秘話をメル・ギブソンとショーン・ペンの初共演で映画化。原作は全米ベストセラーのノンフィクション「博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話」。

おもかげ(監督:ロドリゴ・ソロゴイェン) 天井棧敷の人々(監督:マルセル・カルネ) パピチャ 未来へのランウェイ (監督:ムニア・メドゥール) バルタザールどこへ行く (監督:ロベール・ブレッソン)

おもかげ(監督:ロドリゴ・ソロゴイェン)

 

天井棧敷の人々(監督:マルセル・カルネ)

 

パピチャ 未来へのランウェイ (監督:ムニア・メドゥール)

 

バルタザールどこへ行く (監督:ロベール・ブレッソン)

監督が自身の短編『Madre』を用い、幼い息子を失った女性の希望と再生の旅路を描いたミステリードラマ。第76回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品し、エレナ役のマルタ・ニエトが主演女優賞を受賞。

 

19世紀半ばのパリを舞台に、女芸人ガランスをめぐる人間模様を2部構成で描く。母国フランスで大ヒットを記録し、ベネチア国際映画祭特別賞を受賞。今回は製作75周年を記念した「4K修復版」のリバイバル公開。

 

1990年代のアルジェリア内戦を背景に、ファッションデザイナーを志す少女を通して、イスラム原理主義による女性弾圧を描く。第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映されるも本国では上映禁止となった。

 

巨匠ブレッソンが長年映画化を望んだ、聖なるロバをめぐる現代の寓話。4Kリストア・デジタルリマスター版にてリバイバル上映。※一部の劇場を除き、リストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映。

少女ムシェット (監督:ロベール・ブレッソン) 動物だけが知っている (監督:ドミニク・モル)    

少女ムシェット (監督:ロベール・ブレッソン)

 

動物だけが知っている (監督:ドミニク・モル)

       

孤独で、惨めで、あまりに哀れな少女の受難劇。問題作にして伝説の一作。4Kリストア・デジタルリマスター版にてリバイバル上映。※一部の劇場を除き、リストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映。

 

雪嵐の日、フランスで一人の女性が失踪した。一方、アフリカ某所では、ヤギを背負った青年が祈祷師を訪ね…。2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。最優秀女優賞および観客賞を受賞。

       

VOD-DVD-CD

デボラ・カシェ、コレギウム1704 ラモー:叙情悲劇『レ・ボレアド』 ティボー・ガルシア 『アランフェス』 ローラン・ナウリ、フレデリク・ロワゾー 『ひそやかに』バリトンとエレキ・ギターによるフランス歌曲 サンソン・フランソワ『コンプリート・レコーディングズ』

デボラ・カシェ、コレギウム1704 ラモー:叙情悲劇『レ・ボレアド』

 

ティボー・ガルシア『アランフェス』

 

ローラン・ナウリ、フレデリク・ロワゾー 『ひそやかに』バリトンとエレキ・ギターによるフランス歌曲

 

サンソン・フランソワ『コンプリート・レコーディングズ』

1763年に作曲された『レ・ボレアド』は、上演の機会を得られないまま国立図書館に200年ものあいだ眠っていた幻の傑作。瑞々しい歌唱がラモー最晩年の不遇の傑作に若々しい躍動感とキレを与えています。

 

昨年公開された映画『マチネの終わりに』に出演した天才的ギタリスト、ティボー・ガルシアの最新作曲。叙情的で絶品のヴォブラートと装飾音は、これまでにないアランフェスの風景と情緒を描き出しています。

 

フランス・オペラの大御所ローラン・ナウリによる、フォーレを中心としたフランス近代歌曲集。伴奏を務めるのはなんと、ジャズ・ギタリストのフレデリク・ロワゾーです。

 

サンソン・フランソワ没50年記念の初出音源を追加した新たなる全集BOX。フランソワの息子であるマクシミリアン・サンソン・フランソワが脚本に携わったドキュメンタリー番組DVDも収録されています。

ベルトラン・シャマユ『グッド・ナイト!』 マスネ: 交響詩『幻影』 管弦楽作品集 Yaffle: Lost, never gone フランスのDJ、MydによるWONKのリミックス

ベルトラン・シャマユ『グッド・ナイト!』

 

マスネ: 交響詩『幻影』 管弦楽作品集

 

Yaffle『Lost, never gone』

 

フランスのDJ、MydによるWONKのリミックス

フランス版グラミー賞とも呼ばれる「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージク・クラシック賞」を4度も受賞したことがあるピアニスト、ベルトラン・シャマユが選んだ魅惑的な子守歌。

 

フランスの指揮者ジャン=リュック・タンゴーによる、フランス・ロマン派の作曲家マスネのオペラ以外の色彩豊かな作品をロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏で収録。

 

Yaffleの名で知られるTokyo Recordings 所属のプロデューサー小島裕規の初のアーティスト・アルバム。エレクトロポップデュオのHoly Twoでも活躍する仏の女性シンガー・ソングライター、Elia をフィーチャーしたナンバーも収録して配信中。

 

日本のエクスペリメンタル・ソウルバンドWONK。楽曲群を海外アーティストにリミックスをしてもらうシリーズ。第一弾は、人気曲『Orange Mug』を過去には、カニエ・ウェストなどともコラボしている仏のDJ、Mydがリミックス。

その他のオススメ情報

2020年・第16回モバイル映画祭~作品募集は10月20日まで!      

2020年・第16回モバイル映画祭~作品募集は10月20日まで!

           

今年のモバイル映画祭は「ウーマンズ・エンパワーメント」をテーマに作品募集を開始しました。「一台のモバイルで1分間の1本の映画」というフォーマットでユニークなコンセプトを持つモバイル映画祭。10月20日までに公式サイトで応募可能です。

           
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