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2023年10月号

映像・音楽部門 ニュースレター

ジャン・ユスターシュ映画祭 パート2 特別上映『白い恋人たち』&クロード・ルルーシュ監督によるトークショー

映画

 

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ジャン・ユスターシュ映画祭 パート2

 

特別上映『白い恋人たち』&クロード・ルルーシュ監督によるトークショー

傑作『ママと娼婦』を含む4本の長編映画を特集したジャン・ユスターシュ映画祭に引き続き、第2弾では、ドキュメンタリー作家としてのユスターシュの魅力も知ることができます。故郷の儀式や、豚の屠殺、卑猥で"不愉快な”体験を語り、聞く人々、作品を自らコメントする写真家、何世代にも渡る一族の歴史を語る祖母、ユスターシュが収めるそうした日常的で、個人的な仕草や言葉、視線からは大文字の歴史も見えてきます。

 

フランシス・レイ オーケストラ ジャパン ツアー2023 「フランシス・レイ ストーリー」の東京公演(10/16)に併せてスペシャルゲストとしてクロード・ルルーシュ監督が来日します。東京日仏学院では監督をお招きし、1968年の第10回冬季オリンピックの記録映画『白い恋人たち』を上映後、トークショーを行います。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 イメージフォーラム・フェスティバル2023

映画

 

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2023

 

イメージフォーラム・フェスティバル2023

山形国際ドキュメンタリー映画祭の2023が10/5~12まで開催されます。フランスからは、インターナショナル・コンペティションに参加の2作品を始め、共同製作作品をいれると10作品が上映されます。また若年層を対象とした鑑賞プログラム「未来への映画便」は、今年もリュサス国際ドキュメンタリー映画祭とのパートナーシップの元に実施されます。

 

先鋭的・実験的な映像作品、話題作を世界中から集めて、映像アートの最新動向を紹介するイメージフォーラム・フェスティバルが今年も東京、京都、名古屋で開催されます。フランスからは実験映画70年代の代表的人物とされながらも、最も謎めいた作家とも評されてきたパトリス・キルシュオフェールの特集が日本で初開催されます。

第5回映画批評月間 アルノー・デプレシャンとともに in 関西 トリコロール映画祭 in 徳島

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第5回映画批評月間 アルノー・デプレシャンとともに in 関西

 

トリコロール映画祭 in 徳島

東京で大盛況のもと開催された「映画批評月間」が関西でも開催されます。今年は90年代から現在までフランス映画を牽引してきたアルノー・デプレシャン監督の作品を、日本未公開作品も含め、まとめて上映します。そのほか、ルイ・ガレルが主演・監督をつとめる話題の新作『イノセント』や、大人気のヴィルジニー・エフィラとブノワ・マジメルが共演する感動作『パリの記憶』など仏批評家たちのおススメ新作も紹介します。

 

今年も徳島にて珠玉のフランス映画4本が紹介される「トリコロール映画祭」が開催!日本でも大ヒットした実話に基づいたふたりの男たちの物語『最強のふたり』、山岳コミックの傑作をフランス映画界がアニメ化した『神々の山嶺』、世界で初めてレストランを作った男の爽快な人間ドラマ『デリッシュ!』、ヴァカンスの醍醐味が描かれる『みんなのヴァカンス』と豪華ラインアップ!識者によるトークショーも予定されています。

第36回東京国際映画祭 アントワーヌ・カラコスタス・カルテット日本ツアー『フレームズ』

映画

 

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第36回東京国際映画祭

 

アントワーヌ・カラコスタス・カルテット日本ツアー『フレームズ』

カンヌ映画祭監督賞を受賞した名匠トラン・アン・ユンの最新作『ポトフ(原題)』が今年の東京国際映画祭、ガラ・セレクション部門にてお披露目されます。主演はジュリエット・ビノッシュとブノワ・マジメル。トラン・アン・ユン監督は10月24日に国際交流基金×東京国際映画祭 co-present 交流ラウンジでトークが行われます。その他、生誕120周年を記念して小津安二郎監督の特集上映やシンポジウムも開催。

 

昨年に続き、アントワーヌ・カラコスタス・カルテットが来日し、日本全国15箇所でライブを行います。今年リリースした新アルバム『フレームズ』を中心に創造的なヨーロピアンジャズのサウンドを披露します。

フランシス・レイ・オーケストラ 日本ツアー2023 『フランシス・レイ ストーリー』 CLASSICAL MUSIC COLLECTION JAPAN Vol.1

音楽

 

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フランシス・レイ・オーケストラ 日本ツアー2023 『フランシス・レイ ストーリー』

 

CLASSICAL MUSIC COLLECTION JAPAN Vol.1

『男と女』『ある愛の詩』など映画音楽だけでなく、ジュリエット・グレコやイヴ・モンタンらフランスを代表する歌手らの伴奏者を手がけ、エディット・ピアフの伴奏者としてフランスで知らない者はいないフランシス・レイ。2018年に逝去致しましたが、追悼の意も込めて、日本で初めて公式のフランシス・レイオーケストラのコンサートが日仏両ヵ国のアーティストを集めて開催されます。

 

ミシェル・ダルベルト&鈴木隆太郎ピアノ・デュオ・リサイタル(ここまでタイトル) ミシェル・ダルベルトと、その弟子鈴木隆太郎による初の師弟共演。ダルベルトの2台ピアノ公演は、本公演が国内初めてとなります。通常の席に加え、このClassical Music Collection Japanでは、プレミア席もご用意しています。プレミア席はこちらのページから(20%割引コード:CMCJ_FR)

Music Caravan Project ~旅する音楽祭~ TV5MONDE 10月のおすすめ

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Music Caravan Project ~旅する音楽祭~

 

TV5MONDE 10月のおすすめ

バンドネオン奏者として長年活躍する小川紀美代が、フランスからMezcal Jazz Unit(メスカル・ジャズ・ユニット)を招聘し、全国ツアーを行います。世界の音楽とのコラボレーションをテーマに、これまで30カ国以上を訪れ各国アーティストと共演を重ねてきたMezcal Jazz Unitは待望の初来日。両者のオリジナル曲を中心に、ジャズの音色とバンドネオンとが溶け合う新たな音楽が生まれます。

 

TV5MONDEはフランス語の国際総合チャンネルです。映画、ドラマ、ニュース、スポーツ中継、ドキュメンタリー、トラベル、青少年番組、グルメ、インテリア、エンターテインメントショー等々、多彩な番組を字幕付きで放送しています。

公開中・近日公開のフランス映画

リバイバル69 伝説のロックフェス シック・オブ・マイセルフ ヨーロッパ新世紀 私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?

リバイバル69 伝説のロックフェス

 

シック・オブ・マイセルフ

 

ヨーロッパ新世紀

 

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?

監督:ロン・チャップマン

新旧ロックレジェンドが集結した1969年の音楽フェスティバル「トロント・ロックンロール・リバイバル」に迫ったドキュメンタリー。関係者たちの証言や未公開映像と共にロック史を転換させた歴史的瞬間を映し出す。

 

監督:クリストファー・ボルグリ

ノルウェーの首都オスロを舞台に強烈な承認欲求に取りつかれた女性の破滅的な自己愛をシニカルかつコミカルに描いた寓話的ホラー。主演は「ホロコーストの罪人」のクリスティン・クヤトゥ・ソープ。

 

監督:クリスティアン・ムンジウ

ルーマニアの名匠クリスティアン・ムンジウが、トランシルバニア地方の小さな村で起こった些細な対立が深刻な紛争へと発展する様子を通し、多くの火種を抱えた現代ヨーロッパの状況をあぶり出した社会派サスペンス。

 

監督:ジャン=ポール・サロメ

イザベル・ユペールが主演を務め、フランスの原子力会社の労働組合代表が国家的スキャンダルに巻き込まれていく姿を、実話を基に描いた社会派サスペンス。

Bi Gan A SHORT STORY ビー・ガン ショート・ストーリ 私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター

Bi Gan A SHORT STORY ビー・ガン ショート・ストーリ

 

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター

       

監督:ビー・ガン

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」で知られる中国のビー・ガン監督が、黒猫とカカシと3人の奇人が織りなす奇想天外な物語を、詩的な映像と寓話的世界観でつづったショートフィルム。・第75回カンヌ国際映画祭の短編部門出品作品。

 

監督:アルノー・デプレシャン

憎しみによって長年離れていた姉弟が両親の事故によって20年ぶりに再会することに……。卑小な感情に囚われた家族の物語が叙事詩的なスケールで語られる。マリオン・コティヤールとメルヴィル・プポーが姉弟を好演。

       

VOD-DVD-CD

トマ・ダプロ:ジャン=リュック・ガダール反逆の映画作家(シネアスト) アレクサンドル・タロー ラヴェル:ピアノ協奏曲、ファリャ:スペインの庭の夜 フィリップ・ジャルスキー 忘れられたアリア集 テオ・ウルド 幻燈 アコーディオンの世界 ~バロックから現代まで

トマ・ダプロ:ジャン=リュック・ガダール反逆の映画作家(シネアスト)

 

アレクサンドル・タロー
ラヴェル:ピアノ協奏曲、ファリャ:スペインの庭の夜

 

フィリップ・ジャルスキー
忘れられたアリア集

 

テオ・ウルド
幻燈 アコーディオンの世界 ~バロックから現代まで

昨年スイスにて自ら91年の生涯を閉じたゴダール監督の知られざる素顔に迫るドキュメンタリーが先月日本で公開。トマ・ダブロが担当した、その貴重の映像に寄り添う音楽が世界で初めてCD化されました。

 

2024年公開予定のラヴェルの生涯を描いた映画『ボレロ』(監督:アンヌ・フォンテーヌ)に参加するアレクサンドル・タロー。10代の頃から人生の一部であったラヴェルとマヌエル・ド・ファリャファリャの3作品を録音。

 

収録された 10 曲のアリアは全て、1748年から1770年にかけて9人の作曲家によって書かれたもの。このアルバムは、ジュリアン・ショーヴァンの指揮のもの、彼のオーケストラ、Le Concert de la Logeとともに世界初録音されました。

 

現在25歳の若きアコーディオン奏者のテオ・ウルド。電子楽器との共演によって生み出される多彩な響きから、バッハの『シャコンヌ』での圧巻の表現力まで、彼の演奏とアコーディオンの魅力を堪能できる一枚です。

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