舞台芸術
振付家・ダンサーの伊藤郁女と俳優の笈田ヨシが、三島由紀夫の「近代能楽集」の一作「綾の鼓」からインスピレーションを受け、フランスで創作したダンス・シアター。テキストはジャン=クロード・カリエール、打楽器による音楽は矢吹誠が担当。2020年10月のアヴィニョン芸術週間で世界初演された話題作。
欧州を拠点に世界的に活躍する振付家・ダンサーの伊藤郁女によるダンス作品。ダンサーたちがそれぞれ亡くなってしまった大切な人たちへ書いた手紙をもとに創作。個性的なダンサーたちが、「消えていってしまうもの」を捕まえようするかのように、精霊のように飛び回ります。故人と語らい、別れを告げ、生者を赦すためのダンス。
27回目を迎える「ヨコハマダンスコレクション」は、振付家のためのコンペティションを軸に、アジアのダンスプラットフォームとして、近年の受賞者による公演、国際的に活躍する振付家による新作など、多彩なプログラムを展開します。コンペティションの受賞者には、新作の上演権利が与えられる「審査員賞」のほかに、「若手振付家のための在日フランス大使館賞」 として、フランスでのレジデンスの権利が授与されます。
同時代の舞台芸術に取り組む国内外の舞台芸術関係者が公演プログラムやミーティングを通じ交流し舞台芸術の創造・普及・活性化のための情報・インスピレーション・ネットワークを得る場。25年以上の歴史を経て、地域との連携を深め「TPAM」から「YPAM」へとその名も新たにこの12月に第一歩を踏み出します。交流の場としてフリンジセンターも黄金町に開設。フリンジフェスティバル「YPAMフリンジ」にも注力します。
展覧会
講演会・討論会
今や世界的に注目され、パリを拠点に現代アート、建築、演劇、芸術文化関連のグラフィックデザインを手掛けるクリエイティブスタジオ、deValence(ドヴァランス)を迎えた展覧会。ドヴァランス独自のデザイン手法と発信力は、各界から高く評価され、カルティエ美術財団やポンピドゥー・センター、さらにフランスを代表する現代アーティストから依頼されたプロジェクトを展開させています。
第36回(2021)京都賞受賞者による記念講演の動画が、特設ウェブサイトでオンライン配信されています。 今年の京都賞思想・芸術部門を受賞した、哲学者ブリュノ・ラトゥールによる記念講演「コスモロジーの転換にどう向き合うか」を、受賞者紹介動画と併せてご覧ください。
12月4日(土)に開催されるオープン・スタジオでは、レジデントが日本滞在中に取り組んできたリサーチ、プロジェクトを紹介します。フランスの芸術に触れ、京都・東山の紅葉も堪能出来るヴィラ九条山に、ぜひお越し下さい。現在滞在中のレジデント:マルクス・ ボルジャ、フロール・ファルシネリ、クリコー・クーシアン、セリーヌ・ペルセ、ナターシャ・プトゥー&サシャ・ウルカドゥ
日本の建築シーンを牽引する1960年以降生まれの建築家35組の、力強く語る「かたち」を持ったプロジェクトを紹介する、五十嵐太郎キュレーションによる展示。FRACサントル=ヴァル・ド・ロワールとパリ日本文化会館で行われた同展の内容を更新して紹介。ル・コルビュジエによって1929年に改修され、昨年奇跡の浮上を遂げた、日本建築設計学会がその保存に関わる「アジール・フロッタン」の展示も同時開催。
ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠3人との対話
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